初めまして。この度はタグ・ホイヤーのための修理工房のホームページにお越しくださいまして、誠にありがとうございます。きょうは「S/EL(スポーツ・エレガンス)」の修理、オーバーホールをお考えでいらっしゃいますか?私たちタグ・ホイヤーのための修理工房は、「S/EL(スポーツ・エレガンス)」をはじめ、月に400本以上の腕時計の修理を承っております。

なお、お時計の修理にかかる費用のお見積もりは、かならずお時計そのものをお預かりし、ムーブメント(内部の機構)を確かめた上で、お伝えしております。高価な時計ゆえ、見積もりのためとはいえ、私たちタグ・ホイヤーのための修理工房に預けてしまうことに抵抗をお感じになるかもしれませんが、お客様が長くご愛用なさつているお時計だからこそ一本ずつ、その内部を把握し、妥当な価格を算出する次第でございます。

「S/EL(スポーツ・エレガンス)」の修理実績

私たちタグ・ホイヤーのための修理工房が、これまでに手掛けてきた「S/EL(スポーツ・エレガンス)」の修理実績をご覧ください。

リューズ修理を承りました。(愛知県一宮市/F様)

「30年、それ以上前に買ったものかと思います。リューズがねじ込めなくなってしまいました。」

本日、窓口でご対応させて頂きましたF様より、タグホイヤーのお時計をお預かり致しました。30年も問題なく作動しているというお時計は、その年数を経ているものとは思えないほど傷も少なく綺麗にお使いいただいている状態でございます。
しかし、長年お使いいただけばどこかに不調をきたしてしまうもの。ねじ込み式のリューズは、防水に非常に優れたお時計に採用される構造であるために、きちんとねじ込めなくなってしまうと通常よりもいとも簡単に水分が入ってしまいます。特に夏場は、無意識のうちに腕周りは汗ばむ、突然の雨に打たれてしまうなどお水の存在が身近にございます。
もちろん、F様はお水が入るような状況で使っていらっしゃらないとのことでしたので安心致しました。デリケートな箇所でございますので、ほんの少しの破損のために周辺部品ごと交換をしなくてはならない場合もございます。早急に内部まで拝見し、リューズ修理のお役に立ちたいと思う次第でございます。また、合わせてオーバーホールのメンテナンスもお見積りをご依頼いただきました。ありがとうございます。

「S/EL(スポーツ・エレガンス)」の修理にまつわるご相談の中で、群を抜いて多く寄せられます問題は、リューズの脱落や破損に関するもの。ただ単に部品を取り替えるだけで済めば良いのですが、時には破損した箇所から湿気を含んだ外気が混入し、ムーブメント(内部の機構)に用いられる金属を酸化させることも…。もしリューズに不具合があれば、「リューズの交換」の項をお早めにご参照くださいませ。

ベルト修理が完了致しました。(愛知県稲沢市/H様)

愛知県稲沢市のH様よりTAG HEUERのベルト修理のご相談を頂きました。ベルトピンが外れているだけございましたので、ベルトピンの取付にて修理のご提案をさせて頂きました。

ベルトがゆるくなってしまうのはしょうがないのかな…

大変残念ですが、ベルトのコマ自体が摩耗しておりますのですべてのベルトピンを新しくしても緩くなってしまったベルトは元に戻りません。ベルト交換をおすすめしたいのですが、メーカーでのベルト交換は金額高く、現実的な提案ではございません。ベルトピン交換とはいわば応急処置に近い修理でございます。
H様のご希望通りの修理とはいきませんでしたが、安価にご提案をさせて頂く事ができ、ご満足頂けました。ベルトが緩んでしまう事を了承頂きお時計をお納めさせて頂きました。

お客様がご愛用されている「S/EL(スポーツ・エレガンス)」のベルトの修理や調整を行います。ベルトのコマを外すだけなら、時間もさほど要しませんし、もし予備のコマをお持ちでございましたら、ご希望の数を足してお納めさせていただきます。調整はご納得いただけますまで、何度も調整を施す所存です。詳しくはベルトの交換/調整/修理の項をご覧いただければ幸いに存じます。